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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/09/19

津南キャンプ場便NO.20

「秋の味覚をおいしく味わってみませんか」

 
9月の連休も終わり、ここ津南キャンプ場の周辺では、稲穂が頭を重たげにもたれている姿を目にするようになりました。場内でも、旬の果物やきのこが少しずつ姿を見せ始めました。前回はアケビや山葡萄、山栗をご紹介しましたが、今回はそれらを使って簡単にできる料理のレシピをご紹介します。



  毎年この時期には町中のあちこちで稲刈りが始まっているのですが、今年は場所によっては10月に入ってからになるようです。同様にアケビや山葡萄、山栗といった秋の味覚も、熟すのが少し遅れているようで、あと2週間はかかりそうです。


果肉の甘さと柔らかさが人気!

アケビ



  熟すと実が開くことから「明け実」が、訛って名づけられたそうです。北海道を除く各地の山野に自生している、つる性の落葉植物で、つるは常に左一方向に巻かれます。実は柔らかく甘いので、人気の秋の味覚のひとつです。ぜひチェックしてくださいね。

レシピ:アケビのじんだ和え

<材料>

アケビ、枝豆、みりん・砂糖・塩少々


1. あけびは中の種を取り、皮を食べやすい大きさに切る。
2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、1をやわらかくなるまで茹で、ざるにあけてよく水気をきる。
3. 枝豆を柔らかく茹でて、さやから取り出し、すり鉢でよくする。みりん、砂糖、塩を入れて味を調える。
4. あけびを3であえる。



ひとくち食べれば、甘さに驚きます

山栗



  山に自生しているやや小粒の栗です。小粒ですがいろいろな料理に使えるそうです。栗といえばやっぱり栗ご飯ですが、今回は丸ごと食べちゃいましょう!


レシピ:栗の渋皮煮

<材料>

山栗、砂糖(山栗の重さと同量)、塩・ブランデー少々


1. 栗は1日水に浸けておきます。時間のない時は、栗を熱湯の中に入れてしばらく浸しておきます。
2. 鬼皮(一番外側の固い皮)がしんなりしたら、渋皮を傷つけないように、栗の底から先端にむかって皮を引っ張るようにむく。
3. 厚手の鍋に鬼皮をむいた栗を入れ、水をひたひた位入れ火にかけ、重曹を入れて20分位煮る。
4. 火から下ろし、水をはったボウルの中に入れ綺麗に洗う。水をかえて1晩置く。急ぐ時はもう一度重曹で煮る。
5. 栗が隠れる程度に水を入れ、沸騰したら栗と同量の砂糖をまず3分の1、塩を一つまみ入れ、10分煮たら残りの砂糖を2回に分けて入れ、煮る。
6. 最後にお好みでブランデーを入れて出来上がり!



独特の甘酸っぱさを味わってみてください。

山葡萄



  山葡萄といえばジャムが定番ですね。今回は少し変わった調理法を見つけたので、ご紹介します。キャンプ場で作るのは難しいですが、収穫して持ち帰って挑戦してみてください

レシピ:山葡萄漬け

<材料>

山葡萄、大根500g、砂糖70g、塩20g、酢大さじ1


1. 大根500gの皮をむいて、食べやすい大きさに切ります。その後塩水に1晩つけます。
2. 山葡萄70gをよく洗って、房から実をとり、砂糖70g、塩20gと一緒に鍋に入れつぶしながら強火にかけます。
3. 5分ほど経って充分実がつぶれたら、酢を大さじ1入れます。酢を入れると色が一段と鮮やかになるそうです。
4. 煮た山葡萄を少し冷ましてから、大根と混ぜ合わせ3日間軽く重しをして漬け込みます。1日1回は混ぜて下さい。


  今回ご紹介した味覚は、もちろんそのまま食べてもおいしいのですが、少し手を加えるだけでもっとおいしくいただけるので、ぜひ試してみてください。皆さんが考えた調理法などがあったら、教えて下さいね。



  次回は恒例となりました、10月に開催を予定しております「餅つき大会」と「昔を食べる会」の日程、内容のお知らせです。たくさんの方々にご参加いただける事を楽しみにしております。どうぞ、ご家族、お友達と秋の津南キャンプ場にお越しください。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 志田 有紀



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