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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/05/16

津南キャンプ場 動植物最新情報NO.1

「場内は春の香り漂う植物たちがいっぱいです!」

 
5月17日(土)、津南キャンプ場がオープンを迎えます。サイトの雪もほとんど消え、山々も眩しいほどの新緑に覆われ、さまざまな山菜が収穫できる季節になりました。今回は、津南キャンプ場内および周辺でこれからお楽しみいただける山菜を中心に、春の動植物情報をお届けします。



  Bサイト周辺では、手頃な大きさのタラノメ、Cサイトの早い番号のサイトではフキノトウが顔を出しています。例年よりも若干遅いですが、ウドも始まりました。場所によってはまだまだ細く小さいですが、中には太くて香りの強いものもあります。葉から根まですべて食べることのできる春の味覚の代表です。その他、ワラビやハンゴンソウも顔を出し始めました。


ウド


ウドです。市販の物に比べ、香りが格段に強く、味も抜群です。
 


ワラビ


人気のワラビです。さまざまな料理でおいしくいただける万能な山菜です。

ユキザサ


サイトでユキザサを見つけました。 もう少し大きくなったら食べ頃です。


  春の訪れを教えてくれる植物が最盛期を迎えています。以前にも最新情報でお伝えした「ショウジョウバカマ」です。里周辺ではすっかり落着いてしまいましたが、場内を流れる小川の脇ではたくさんの「ショウジョウバカマ」を見る事が出来ます。ピンクの花びらを「ショウジョウ」(猩々:中国の伝説上の動物。顔が赤い)の顔に見立て、つやのある緑の葉が「袴」のように見える事から「ショウジョウバカマ」と名づけられたそうです。摘んだりせずにゆっくりと観察してみて下さい。「ショウジョウ」のかわいらしい顔が見えるかもしれません。


ショウジョウバカマ




  「ショウジョウバカマ」以外にも、「コブシ」や「ツバキ」がいたるところで満開となっています。また「フジ」も開花しました。青紫色の小さな花が目を楽しませてくれます。


コブシ


新緑に照らされて、真っ白なコブシの花がいたるところで目立っています。
 


フジ


フジです。小さな花が集まって「ふさ」状になっているのが分かります。

ツバキ


ツバキです。光沢のある緑の葉に、赤い花が太陽光に照らされています。


  日中は最高気温で25℃近くまで上がる日もあり、初夏を思わせる気候が続いています。ですが、夕方を過ぎると半袖では肌寒く感じられることもあります。少々かさばるかもしれませんが、防寒着はなるべく多めにご用意ください。シュラフも3シーズン用より、オールシーズン用が良いと思います。

  連絡道路は、凍結や残雪の心配も無くご通行いただけますが、途中に育ち盛りの木が道にはみだしている箇所もあります。通行には十分にご注意ください。


  アウトドアに絶好の季節となるこの時期にぜひご来場いただき、津南の自然を満喫してみませんか。さまざまな植物が五感を楽しませてくれることでしょう。たくさんのご来場を新緑の香りとともにお待ちしております。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮



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