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あたたかみのある白色とやさしい光沢のある器たち。ボーンチャイナの器です。
18世紀頃にイギリスで生まれたこの素材。その当時、王室や貴族の間で愛用されてきました。
その素材感は今でも変わることなく愛されています。今回はボーンチャイナの魅力をご紹介します。
※無印良品のボーンチャイナは日本でつくられています。

焼き物は、一般的に陶磁器といわれ、代表的なのは「陶器」と「磁器」です。
陶器とは、吸水性のある素地に釉薬をかけて焼くもので、磁器とはカオリン系粘土、珪土、長石などを調合したものに釉薬を使って焼きます。
素地が白く、光沢性があり、吸水性はなく、材質が堅いのが磁器の特長です。 |
磁器の中でもとくに白さが引き立つ白磁は、中国では西暦500年代に、日本では江戸時代に生まれたといいます。
その美しい白の素材は遠い西洋では憧れの存在で、東洋から運ばれてくる白磁の製造方法が分からず、貴重なものとして扱われていました。
その頃のイギリスには、硬質な陶器を焼く土は多くありましたが、よい粘土はなく、白い焼き物がなかなかできませんでした。
さまざまな方法が試され、ようやく編み出されたのが「骨灰=bone ash」を混ぜた灰骨磁器=ボーンチャイナです。
ボーンチャイナが開発された当時、イギリスでは王室が愛用したほか、植民地からの紅茶の輸入と、その愛飲趣向の高まりによって、紅茶とボーンチャイナの組み合わせが広まりました。
東洋の白磁に近づきたいと開発されたボーンチャイナは、白磁とはまた違う白さと西洋の優美さが加わり、新しい素材として、多くの人々に愛用されることになりました。

時代が変わってもいまだ愛され続けているボーンチャイナ。無印良品のボーンチャイナは、素材に占める骨灰の含有率を50%にまで高めました。そうする事により、透光性に優れたあたたかみのある乳白色の美しい色合いと、独特のなめらかな艶のある磁器に仕上がります。
そして、その素材感をさらに美しく際立てるように、器の内側に絹糸のような細い線を施しました。
「白磁を綿とするならば、ボーンチャイナは絹。」というコンセプトのもとデザインされた無印良品のボーンチャイナ。食材を美しく、また食卓を豊かにしてくれる器のシリーズです。 |