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カトラリーが生まれるまで

「ワールドワイドでスタンダードな、カトラリーをつくろう」という目標のもとに立ち上がった今回のプロジェクト。
無印良品が考えるスタンダードとは、そして世界に通用するスタンダードとは? 市場調査から製品完成まで約1年の開発の様子をほんの少しご紹介します。

開発風景

デザインを固めていく作業がくり返し行なわれたこの1年。使いやすさや印象を決める細かいカーブの角度などを何度も修正し、目指すデザインに近づけていきました。
写真は、デザイナー来日時の社内ミーティングの様子。

 

まず最初に行なわれた、「無印良品のカトラリーのスタンダードとは?」という議論の結果、使いやすさ及び、文化の真ん中である(和洋中どのような料理にも合う)こと、品質を保ちながら価格を抑え目にするなどの目標が決まりました。

製品の完成に対し、特長的な点として挙げられることは、今までの無印良品のカトラリーが持っていた、「無印良品のもの」と一見して分かる個性をなくし、どんな料理にも合わせやすく、かつ、使いごこちの良いデザインを実現したこと。これは本来無印良品が目指している「無印良品らしさ」の実現であるともいえます。

開発チームの声

日本人が考えるカトラリーは、どうしても日本の文化を前提としたデザインになってしまいがちですが、今回は海外のデザイナーの監修の下でのプロジェクトであったため、文化を超えたスタンダードなアイテムをつくるという目標に、より近づくことができたのではないかと考えています。現在のところ、日本よりも海外、特に欧州での売れ行きが良いので、このことからも証明できるのではないでしょうか。
このような考え方で完成したこのシリーズが、無印良品のスタンダードとなり、ひいては世界のスタンダードとして受け入れられていくことを願っています。

手作業、手仕上げ。手間をかけてつくられるカトラリー。

生産には、品質に定評のある工場(中国の青島)を選定しました。繊細なカーブなど、こだわりのデザインを実現するため、1本ずつ丁寧に手作業でつくられています。

 

機械で一度に仕上げるのではなく、プレス作業から研磨・検品まで、手作業を中心にしてつくられます。
原材料となる金属の棒を鍛造し、圧延して伸ばし、プレスをして成型し、研磨するという約15もの工程を経て完成します。



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