2008.8.29
ATELIER MUJI “防災”展示会。
9月1日は何の日か、ご存知ですか? 答えは「防災の日」です。1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定された記念日です。関東大震災だけでなく、この頃に台風が来ることが多いことにもよります。
「無印良品 有楽町」のATELIER MUJIでも、この防災の日にあわせ、本日より「地震 ITSUMO + 無印良品」の展示会が開催されています。昨晩、このブログ用に撮影に行きました。

災害ボランティア活動を研究、実践していらっしゃる渥美公秀先生が監修なさった書籍に、『地震イツモノート』というものがあります。渥美先生ご本人も被害にあわれた阪神・淡路大震災の被害者の方に話を聞き、防災マニュアルとしてまとめたものです。普段、災害に対して、「もしも起きたら…」という気持ちでいるのではなく、「いつも」防災に配慮して生活する、ということを提案しています。

とは言っても、毎日、24時間、起きるかもしれない災害のことを考えて生活することは難しいですね。
例えば、無印良品でも、「防災セット」を販売しています。でも、防災セットを家に置いてあっても、災害にあうのは、通勤途中かもしれないし、職場で、かもしれません。では、どこにでも防災セットを持ち歩けばいいのか、というと、そんなわけにもいきませんし…。

なんてことを考えた、企画デザイン室のスタッフたちが、いろいろな商品のアイディアを提案します。
例えば、本当に災害にあったときには、どこかに仕舞い込んだ防災グッズを取り出している暇はないかもしれません。だから、普段は単なるクッションとして、ソファなどで使っているものが、実は防災ずきんとしての役割を果たす、とか。

あるいは、身近にあるペットボトル容器でお茶が作れるティーバッグとか。災害にあったときには、優雅にカップ&ソーサーでお茶を、というわけにはいきませんものね。

これらのものは、まだ開発中であって、発売されている商品ではありません。ATELIER MUJI では、ご来場いただいた皆さまに、アンケートのお願いをしています。皆様から寄せていただいた声によっては、実際に商品として発売されるものもあるかもしれません。アンケートにお答えいただいた方から抽選で5名の方に「充電ラジオ」をプレゼントもしていますので、ぜひご協力ください。
こうした、開発中の商品以外にも、既に販売している、普段使っている商品に関して「災害時にはこう使えるのではないか」という使い方の提案もしています。
無印良品の普段の商品開発は、もちろんマスマーケティングも考慮しています。でも、それだけでは、無印良品らしいオリジナリティのある商品を生み出すのは難しいんです。ときどき、こういう担当者の「アイディアありき」な商品開発もやるんですね。一見、地味な活動ですけど、こういったところが、無印良品らしさ、に繋がっているんだよなぁ、としみじみ感じさせられました…。
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9/2 追記:「普段は単なるクッションとして、ソファなどで使っているものが、実は防災ずきんとしての役割を果たす」とか書いたのですが、間違っておりました。「普段はクッションとして使っているものが、広がって、ブランケットとして防寒に使用できる」のだそうです。すみません…。
【商品情報】
防災セット・黒 税込 13,000円(本体価格 12,381円)










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