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    <title>被災地の産業復興に向けて</title>
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    <title>南相馬　NPOフロンティアの活動</title>
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    <published>2011-07-20T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-22T03:58:58Z</updated>

    <summary> 今回は、前回に続いて南相馬のゴーヤの販売を中心に活動しているNPOフロンティア...</summary>
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<p><img src="/img/lab/blog/reconstruction/reconstruction_110720_img01.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />今回は、前回に続いて南相馬のゴーヤの販売を中心に活動しているNPOフロンティア南相馬の代表大宮篤史さんをご紹介します。NPOフロンティア南相馬は前回紹介した、苗業者の代表只野さんを支援して、全国のイベントなどへの参加の企画を立てたり、ネットでの広告活動をしたり、販売の窓口となっています。今のところ、まだまだ軌道に載っている訳ではなく、その活動は彼ら4人の活動メンバーはボランティアとして動いています。それでもなんとか軌道に早くのせて、農家の方々に可能性を見せてあげたい、自力でこの南相馬に残って生きていく道をみいだしてあげたいと必死で活動をしています。彼らの熱い思いは、ゴーヤの販売に留まらず、地域の子供達への支援や、他のNPOのネットワークと連携しながら様々な企画運営に取り組んでいます。</p>

<h3>3.11の出来事とNPOの立ち上げ</h3>
<p><img src="/img/lab/blog/reconstruction/reconstruction_110720_img02.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />大宮さんは震災前、地元の3つの体育館を管理する職員でした。地域の産業の活性化のためのNPOをつくろうと準備していた矢先の今回の震災だったとのことです。消防団に属する氏は日頃から地域の災害予防活動にも熱心に打ち込み、震災当日も津波警報直後、すぐに車で海側へ、住人に避難を呼びかけに向かったとのことです。海の近くまで来て、第一波が引いていく様を見ながら、次の大きな第二波の大きさに固唾をのんだそうです、急いで車を反対方向にもどし、避難へ、後ろから波が押し寄せるのを見ながら、それでも途中何人かを乗せながら避難をしていきました。多くの人が目の前でなくなり、街が波に飲まれていくのを背中で感じながら走り抜けたとのことです。波がおさまり、変わり果てた村の状況を目の当たりにし、その後すぐに救助活動に加わります。村で津波の時の避難場所としていた、グランドに駆けつけますが、そこは海抜6メートルほど、そこも波に飲まれていました。岩に挟まれていた方やまだ生存していた方達をなんとか救助したものの、水にぬれた衣類や毛布は、体温をうばい、目の前で、たくさんの方が「助けてくれてありがとう」といいながら息を引き取っていったそうです。救助活動はつづき、家に帰る事もままならない日が続いたそうですが、1週間ほどたち、状況が少し落ち着くと、他の県のNPOやボランティア活動をしている人たちと連携が始まり、自主的に食料支援なども進んでいたそうです。そうした活動の中、なんとかこの村の復興を早くしなければと思い始め、準備していたNPO申請の手続きを早め、苗農家の只野さんと出会い今の活動が始まります。この活動はPlant to Plant(発電所の電気から緑の苗へ)と名付けています。</p>

<h3>目標は1500個の販売。</h3>
<p><img src="/img/lab/blog/reconstruction/reconstruction_110720_img03.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />今年のゴーヤの販売は、いろいろな課題を解決して開始できたのが、6月でした。販売期間の7月中旬まででは700個ぐらいの販売が見込まれています。ただプランターなどの資材を購入したり、計画的な運営をするためには1500個ぐらいが活動の目標との事です。<br />
ゴーヤが終わって次は、パンジーなどの花の栽培、そのあとはハロウィンに向けて小さな「カボチャの苗」、冬には「いちごの苗」などの計画もしているとの事です。苗ごとに1500個ほどの販売があれば農家の人たちの前向きな動機付けになるのではと考えているとのことです。<br />
いちごのように口に入れる物は、風評被害もあって現在は発売にとりかかるか迷いもあるそうですが、試験結果では苗には問題がないとのことです、今までの苗農家の技術を活かした、産業復興に全力で立ち向かっています。<br />
彼らの活動を東京でも多くのNPOや商店街などが応援してくれていて、その活動の輪が広がっているそうです。</p>

<h3>まだ間に合うゴーヤの栽培</h3>
<p>ゴーヤの苗セット、プランター、ネットや土、肥料と育て方のDVDがついて4200円（正確に調べます）、ゴーヤの栽培が終わってもプランターを残してもらう事で、南相馬の活動を忘れないでほしいという彼らの熱いメッセージが印象的でした。7月末まではまだ栽培も間に合うとの事、梅雨の後の苗上は繁殖もよく、また夏のあとまで長く茂っているといいます、残暑にむけてまだまだ間に合うとの事です。<br />
<a href="http://www.plant2plant.org/product.html" target="_blank">商品購入はこちらまで</a><img width="11" height="11" class="img_blank" alt="" src="/img/lab/common/img/ln_img_blank.gif"></p>

<h3>フロンティアという精神</h3>
<p><img src="/img/lab/blog/reconstruction/reconstruction_110720_img04.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />彼に案内してもらった、港の姿は、船も一艘もなくなっていました。どこか港だったのかその痕跡はまったくわからなくなっていました。港沿いに隣町まで案内してもらいました、再開準備のために復旧活動を休みなく行っている原町の火力発電所、そして20キロ圏内立ち入り禁止地域近くの人のいない町の姿、震災と同時に、原発汚染という大きな課題を背負った彼らの複雑な思いと、なんとかそれでも立ち上がっていこうという前向きな彼らの想い、まさにそれは「フロンティア」という組織の名前に宿った彼らの精神そのものと言えます。彼らは今、苗の販売だけでなく、地元の子供達を秋田県田沢湖に連れて行って思い切り運動をさせてあげたいという計画をたてています。そこでも応援してくれるのが、高校時代の生徒会の他県の仲間達だとか。多くの若い人たちの連携がこの町を早く元気にしてほしいと思うばかりの取材でした。<br />
（訪問したのは、前回の只野さんの取材と同じ日、6月19日でした）</p>

<h3 class="border">大宮篤史さんプロフィール</h3>
<p>大宮さんは1980年生まれ、31歳の若者です。地元相馬高校の出身で高校時代に生徒会の仕事をしていて、東北6県の生徒会のネットワークづくりに力を入れていたとか、そのときの仲間が今回の支援活動でも協力して動いてくれているそうです。卒業後、九州の薬科大学へ進むもののその後家庭の事情で中退、大阪の専門学校でやはり薬のことを学んですぐに家業の薬局を継いだそうです。残念ながら量販店におされ、家業は撤退、量販店で働いたものの、もっと丁寧な販売をしたいという葛藤で退職、その後地元の3つの体育館を管理する職員になりながら、地域の産業の活性化のためのNPOをつくろうと準備していた矢先の今回の震災。4月1日に震災後発の支援のためのNPOとして申請しました。</p>

<h3>全国の支援の輪</h3>
<p>彼らの活動を多くの方が支援しています。NPO法人農商工連携サポートセンターの大塚洋一郎氏<a href="http://www.npo-noshokorenkei.jp" target="_blank">http://www.npo-noshokorenkei.jp</a><img width="11" height="11" class="img_blank" alt="" src="/img/lab/common/img/ln_img_blank.gif">や農業コンサルで俳優の永島敏行氏、また行政でも杉並区が全面的に協力して、高円寺の商店街でも積極的に販売を支援してくれています。活動にご協力いただける方は是非連絡をとってみてください<br />
<a href="http://twitter.com/plant2plant" target="_blank">twitter:plant2plant</a><img width="11" height="11" class="img_blank" alt="" src="/img/lab/common/img/ln_img_blank.gif"><br />
<a href="mailto:frontier.minamisoma.001@gmail.com">mail:frontier.minamisoma.001@gmail.com</a></p>]]>
        
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    <title>Plant to Plant</title>
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    <published>2011-07-06T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-14T11:28:24Z</updated>

    <summary> 今回は南相馬の苗農家でゴーヤを育てる只野孝一さんと、その活動を支援するNPO法...</summary>
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<p><img src="/img/lab/report/img/110706-reconstruction_img01.jpg" alt="" width="240" height="180" class="imgR" />今回は南相馬の苗農家でゴーヤを育てる只野孝一さんと、その活動を支援するNPO法人、フロンティア南相馬の大宮篤史さんのところに伺ってきました。</p>

<p>この取り組みは、福島県南相馬の苗農家14件が集まって、震災直後の4月から始めたもので、発電所から植物への意味を込めて「Plant to Plant」と名付けられました。</p>

<p>只野さんは、プロの農家向けの苗を年間100万本も30年以上にわたって供給してきたという苗農家です。もともとバイタリティーのある人ですが、震災後に山形へ避難し、比較的ゆったり過ごすことができて、前向きな気持ちを保てたといいます。4月初旬、南相馬に戻ってきて壊滅的な状況を目のあたりにし、誰もがこの先に夢を持てない状況下で、「ゴーヤの苗を育てて売ろう」と周りの農家に声をかけました。原発から北へ30kmのところにある南相馬ですが、幸い、風向きや地形のおかげで放射能のレベルは低く、別の地域の子供達が避難のために集まっているほど。国からも、野菜などは栽培集荷に関して問題のない地域とされているそうです。しかし風評被害は、今後の生産の大きな障壁になっていました。その中で一筋の光を見つけた只野さんは、一日も早い復興と南相馬や今回の原発事故のことを全国のみなさんに知ってもらうために、この企画を考えたといいます。<br />
<img src="/img/lab/report/img/110706-reconstruction_img02.jpg" alt="" width="240" height="180" class="imgR" />4月に育てた苗を福島県の試験センターに持ち込み、放射線量の検査をしたところ、基準値以下。認定を受けて、現在は全国へこの苗を販売しています。<br />
販売を受け持つのは、NPO法人の大宮さんを中心とした数名のボランティア。通常のキットだけでなく義援用のセットも販売していて、こちらは、購入者が費用を負担して仮設住宅に取り付けを行っていくというものです。</p>

<p>来年60歳になるという只野さん。東京から戻ってきた後継ぎの息子さんも結婚し、6月10日にはお孫さんも生まれたばかりです。ただ、生後間もないお孫さんが心配なので、息子さん家族はしばらくの間、秋田にいることに。息子さんは、その地のイタリアレストランでシェフの修行を始めました。<br />
この取材の前日、只野さんご夫婦はお孫さんを抱くために秋田まで出かけてきたそうですが、保健所で放射能のスクリーニングを受け、その証明書をもって孫を抱いたとか。帰り際には「今度いつ会えるかね」と言って別れてきたといいます。戦時中でもないのに、「なんという現実か」と悔しさを押さえきれない様子でした。<br />
母屋の後ろには、息子さん家族のための家も新築中で、完成まであと一歩。「いつかは息子達が戻ってきて、また一緒に農家をしながら農業レストランをしたい」と、明るく言われていたのが印象的でした。</p>

<ul class="state_img">
<li><img src="/img/lab/report/img/110706-reconstruction_img04.jpg" alt="" width="250" height="220" /></li>
<li><img src="/img/lab/report/img/110706-reconstruction_img05.jpg" alt="" width="250" height="220" /></li>
</ul>

<p>また、そろそろ時期が心配なゴーヤですが、早めに摘心をして長持ちする苗を用意しているとのこと。十分な土の量で肥料をしっかりやって育てれば、9月まで葉が落ちないそうです。苗を植える時期も7月中旬までは問題ないそうで、「まだ間に合いますよ」とおっしゃっていました。</p>

<p><img src="/img/lab/report/img/110706-reconstruction_img03.jpg" alt="" width="240" height="160" class="imgR" />基本セットは、苗3本とプランター、土、肥料、ネットに、育て方マニュアルも付いて4200円（送料別）。<br />
基本セットの他に、仮設住宅にお住まいの方へゴーヤを届けるという義援金の商品もあります。<br />
苗のタグには、あえて南相馬を名乗って、とにかく全国の人に南相馬のことを伝えたいとおっしゃっていました。<br />
この活動を応援してくださる方は、ぜひ、以下のホームページからご購入ください。</p>

<p>［関連サイト］<br>
「Plant　to Plant ─発電所（plant）の電気から、緑の苗（plant）へ─」<br />
<a href="http://plant2plant.org/product.html" target="_blank">http://plant2plant.org/product.html</a><img width="11" height="11" class="img_blank" alt="" src="/img/lab/common/img/ln_img_blank.gif"></p>


<p>ゴーヤが終わる頃には、次のプラントとして、パンジーの苗を販売したいとか。彼らの復興への熱い思いは、まだまだ続きます。</p>

<p>次回は、この農家を応援するために立ち上がった26歳の若者、NPO法人フロンティアの大宮篤史さんの話をご紹介したいと思っています。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>東山温泉「くつろぎ塾」</title>
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    <published>2011-05-04T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-14T11:24:34Z</updated>

    <summary> 被災者を単独で受け入れた会津地方、東山温泉「くつろぎ塾」 今回ご紹介するのは、...</summary>
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<h3>被災者を単独で受け入れた会津地方、東山温泉「くつろぎ塾」</h3>
<p><img src="/img/lab/report/img/110504-reconstruction_img01.jpg" alt="" width="260" height="190" class="imgR" />今回ご紹介するのは、会津地方の東山温泉の代表取締役、深田智之氏です。氏は震災当日、羽田空港で震災のニュースを知ります。その光景を見て、すぐに被災者の受け入れが必要だと判断したということです。会津地方は海岸からは100キロ近く離れた場所。安全ではあるものの、震災当日まだ多くの人が動揺している中、氏の判断は冷静でした。</p>

<p>地震の翌日、2011年3月12日(土)、深田氏はすぐに市役所に受け入れを申し出ましたが、市には県や国からの指示がなく、受け入れについては未定とのこと。そこで、氏は新聞紙上に受け入れを告知します。その日のうちに、情報を聞きつけた人が着の身着のままで続々と集まってきました。数日の間に1,360人という人がやってきました。宿泊がいっぱいになったあとでも温泉を開放して、一人でも多くの人に一時の安らぎと安眠を提供してきたのです。市が受け入れの対応を決めたのは、翌週月曜14日のこと。その後も、深田氏は自費で独自に受け入れを続けていきました。<br />
この英断について聞くと、「常々、宿泊施設とはこうした緊急時のための受け入れ先でもあると考えてきた」とのこと。そして、この宿のスタッフも、休みも取らずフル稼動で被災者の対応にあたりました。この震災を支援できる自分たちに誇りを持ち、自信をもって活動してくれた。スタッフのそんな姿に、氏は本当に感動したといいます。<br />
定員を超える宿泊者を迎え、数日後にはスタッフだけでは回らなくなったそうですが、ここでも氏は英断を下しました。宿泊者からボランティアを募り、食事の分配や支援物資の薬の分配など多くのことをボランティアの方々に思い切って任せることで、その難局を切り抜けたのです。宿泊者の中には医師や看護士もいて、それぞれの場で活躍してくれたといいます。多くのことを、常に現場に任せていく。深田氏の姿勢に、真のリーダシップを感じました。<br />
<img src="/img/lab/report/img/110504-reconstruction_img02.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />だんだんと落ち着いてきたころ、館内で盗難がおきたそうです。そこで、氏は「迷惑をかけない、たばこを吸う場所、お風呂の入り方」など館内での基本的なルールを決めて、「そのルールが守れない人は、外へ出てもらう」という張り紙を出しました。館内にも緊張感がよみがえり、その後の生活には乱れがなくなったそうです。ひとたび盗難がおきると、さらなる連鎖がおきやすいもの。そんなことにならないようにと、すぐに判断し行動したのです。</p>

<p>次々におこる難局に、冷静にそして適切に判断をしていく様は、見事なものでした。<br />
「いま必要なのは野菜や肉。栄養のあるものを食べさせてあげたい」と深田氏は言います。新潟から運ばれてきた野菜や魚（前回ご紹介した<a href="110427-reconstruction.html">会津食のルネッサンス 本田勝之助の活動</a>によるもの）を、自ら喜んで運んでいた姿が忘れられません。</p>

<ul class="state_img">
<li><img src="/img/lab/report/img/110504-reconstruction_img03.jpg" alt="" width="250" height="190" /></li>
<li><img src="/img/lab/report/img/110504-reconstruction_img04.jpg" alt="" width="250" height="190" /></li>
</ul>

<p>4月1日からは、被災者の受け入れをする温泉施設に対して補助金が出るようになり、他の旅館でも受け入れが始まったそうです。それに先駆けて、自費での活動で道筋をつくったのは「できることをただしただけ」と淡々と語る深田氏でした。</p>

<p>まだまだこれから、復旧復興に向かってすることは山のようにあるでしょう。<br />
ますます、彼らの無償の活動にエールを送りたくなりました。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>名前は「義援米」</title>
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    <published>2011-04-27T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-14T11:27:53Z</updated>

    <summary> 会津食のルネッサンス 代表：本田 勝之助(福島県会津若松) 第1回目は、会津若...</summary>
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<h3>会津食のルネッサンス 代表：本田 勝之助(福島県会津若松)</h3>
<p><img src="/img/lab/report/img/110427-reconstruction_img01.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />第1回目は、会津若松の震災後の復興支援をしている本田勝之助氏の活動をご紹介します。氏は故郷の町でIT企業を立ち上げ、農業の活性化にも果敢に取り組むベンチャー企業の代表者です。東京でコンサルタント業を経験した後、会津の町の活性化を目標に故郷に戻り、地域のための事業を行っていました。これからは地元の農業振興が大切だという信念のもと、付加価値の高い農作物の販売仕組みを整えつつある中での今回の震災でした。本田氏はそれまで築いてきた地域のネットワーク、また行政のネットワーク、東京とのネットワークを駆使して、すぐに震災への対応を始めたのです。</p>

<p>会津若松は、原子力発電所から西に約100kmの位置にあります。もちろん揺れはひどかったのですが、倒壊やけが人などはありませんでした。しかし事態の重大さを直感した本田氏は、まず救援物資のルートを確保するにはどうしたらよいかを考えました。東京の友人とのメールでさまざまなやり取りをしていく中で、東京から新潟までの高速のルートがうまく使えるという話になり、早速、新潟出身のカメラマン高橋じゅんいちさんが新潟へ物流拠点を設置。地元のNPOなどが支援に当たり、物資の受け皿をつくります。小口の支援なども、そこで一旦まとめ、そこから会津の本田氏のところへ。そして氏はさまざまなネットワークや被災現場へ乗り込んだ人たちからの情報をつなげて、必要なところへ物資を届けたのです。震災から3日後にはこの体制が整い、また被災地との連携も少しずつ始まっていきます。<br />
<img src="/img/lab/report/img/110427-reconstruction_img02.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />一方、地域の温泉旅館では、この事態を重く見て、震災翌日には自主的な受け入れを始めました。この旅館（くつろぎ塾／代表者：深田智之氏／定員：800人。この旅館の取り組みは次回の記事でご報告します）は自主的に、なんと1360人の被災者を自費で受け入れたのです。まだ県が受け入れの発表をする前のことです。14日(月曜)には、1万人を受け入れることに決まり、高校・中学校・小学校・市の体育館などでも受け入れが始まりますが、その対応が落ち着くまでの混乱の期間を、本田氏は地域の人や行政と連携して支援を続けていったのです。</p>

<p>今回取材に行って感じたことは、なによりも地域を思う本田氏の思いと、その決断力でした。地域の活性化を旨とする氏の活動の源は、この時に役に立てなくていつ役に立つのか、という強い使命感でした。</p>

<p><img src="/img/lab/report/img/110427-reconstruction_img03.jpg" alt="" width="260" height="200" class="imgR" />取材をした日は2011年4月2日。大地震からすでに3週間あまりがたち、被災地の課題は刻々と変わっているようでした。現場はまだまだ復旧そのものが課題ですが、一方で被曝の風評被害により農作物が売れなくなっていました。国からは出荷停止の指示が出ていなくても、市場では一向に売れない。まったく問題のない農作物も売れなくなってしまう、風評被害そのものです。本田氏は、ともかく産業復興が大切と、地域の米や野菜、肉などをなんとか地域外の人に買ってもらうような仕組みを考えました。名前は「義援米」。物資の応援や資金の提供の代わりにネットで農作物を原価で買ってもらい、それを被災者に送るという仕組みです。被災者も農家も一緒に支援してもらいたい、という彼の思いに心を打たれました。<br />
復旧は、まだまだ始まったばかりです。入学式を前にして体育館にも長くはいられない被災者をなんとかしたいと、本田氏は奮闘しています。東京にも出向き、地域の農作物を買ってもらえるお店や飲食店を探し、すでに数店舗が氏の要望を受け入れていると聞きました。<br />
本田氏の扱う「義援米」は、以下のサイトから、ご覧いただけます。</p>

<p>［関連サイト］&nbsp;<a href="http://www.keisyoumai.com/?pid=30201195" target="_blank">継承米 22年産 会津継承米 氏郷（白米）5kg【100％ 義援米】</a><img src="/img/lab/common/img/ln_img_blank.gif" alt="" height="11" width="11" class="img_blank" /></p>]]>
        
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