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    <title>「ひも、ロープ、結び」</title>
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    <published>2011-12-14T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-12-14T00:26:14Z</updated>

    <summary> 一本のひもの力を大切に思っています。ちょうど、或いは予期せぬことで 再考させら...</summary>
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<p>一本のひもの力を大切に思っています。ちょうど、或いは予期せぬことで 再考させられたのが3月、震災直後の日々でした。 
「いつものもしも」と名付けて、くらしの研究所では災害に対する日常の用意を考えてきました。非常時のために準備することは大切ですが、ただ 備品として置くのではなく、ふだんから重宝しつつイザというときに役立つものでありたい。その筆頭に紐を挙げたく思います。 </p>

<p>一方、私は海が好き。時間をみつけては海に会いに行き、友人のヨットに乗せて もらい、洋上の風を満喫します。<br /> 
ヨットの帆に無くてはならぬのがロープ、船上ではラインと呼んでいます。 </p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111214_img01.jpg" alt="" width="390" height="260" /><span class="slead">ヨットのデッキにはたくさんのライン（ロープ）が出帆を待っています。</span></p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111214_img02.jpg" alt="" width="330" height="210" /><span class="slead">かけ声も高らかにラインが張られて、満帆の船。<br />セーリングはスロー・エナジーのスポーツです。</span></p>

<p>紐（ひも）を結ぶとなると、日常では荷物をくくったり、日本古来の「水引」を冠婚葬祭に使うなど、私たちに身近なものとなっています。そのひも結びはよくよく見ると美しいクラフトワークでもあります。<br />
そこでこれをアクセサリーとして楽しめないかと考えました。</p>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111214_img03.jpg" alt="" width="250" height="160" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111214_img04.jpg" alt="" width="250" height="160" /></li>
</ul>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111214_img05.jpg" alt="" width="250" height="160" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111214_img06.jpg" alt="" width="250" height="160" /></li>
</ul>

<p>このロープ（紐）は、220kgの重さに耐えるという優れものですが、見た目に美しいので気に入りました。<br />
災害に備えてロープを用意することは大切。でもふだんに楽しめるアクセサリーで持っているようにできたらいいですね。<br />
この例では、10メーターでネックレス、ベルトなど。5メーターでブレスレットを作りました。</p>

<p>「ひも結び」を見ていただきましたが、このブログも10回目で結びと致します。つれずれに思うことを書いてきましたが、御覧頂き有り難うございました。</p>]]>
        
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    <title>「容れものいろいろ」</title>
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    <published>2011-11-16T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-11-16T00:41:02Z</updated>

    <summary> なるべくすっきり暮らしたいと思うと、身の回りもミニマルになります。でも何かのき...</summary>
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<p>なるべくすっきり暮らしたいと思うと、身の回りもミニマルになります。でも何かのきっかけで出会ったものが、カラフルだったり、
有機的な感じだったりしてその魅力に惹かれる、そして身近に置いてみると快い景色をつくることがあります。<br />
控えめ、またはよく考えた「一点豪華主義」はミニマル志向の生活でも楽しめる、生活の歓びの一つだと思います。<br />
容れものというジャンルに絞って見てみましょう。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111116_img01.jpg" alt="" width="370" height="210" />
<span class="slead">インドの染色工場で使われている木彫りの容器。<br />
東京の生活ではリング、飾りピンなどを入れています。</span></p>

<p>小物入れは生活に必要で、それを道具として扱うだけでなく目にも潤いをもたらす点景としたいと思うのです。時間を吞みこんだアンティーク、遠い土地の掘り出し物などに小物人気が集まるのは、そのようなことを思えば自然な成り行きでしょう。特に珍しいものでなくても、ある土地の日用品が遠隔の地で別の使われ方をするというのが「見立て」の魅力。見立ては大いに活用したい住まい上手の方法です。</p>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111116_img03.jpg" alt="" width="250" height="160" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111116_img04.jpg" alt="" width="250" height="160" /></li>
</ul>
<span class="caption">メキシコの友人から贈られた漆の箱。<br />
青の漆が珍しく、話が弾みます。</span>

<p>アンティークといっても気張ることはないと思います。ふだんの生活で好きなものを、のみの市などで見かけることはありませんか？　食品やたばこの缶なども、使われた古いものほどすてきに見えることがあります。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111116_img05.jpg" alt="" width="330" height="210" /><span class="slead">アールデコ（1925年様式）をミッドセンチュリー（1950年頃）に模したと思われるガラスの容れもの。</span></p>

<p>旅先では日用品の売り物の中に「一点豪華主義」に使えるものがあるかもしれない、というわけで市めぐりが欠かせません。</p>]]>
        
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    <title>「庭の名脇役たち」</title>
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    <published>2011-10-19T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-10-19T00:47:05Z</updated>

    <summary> 京都の友人宅から頂いてきた生活道具を､何回も見直したりしながら使っています。古...</summary>
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<p>京都の友人宅から頂いてきた生活道具を､何回も見直したりしながら使っています。古いお家が壊されることになり、そちらの物置から持ち帰った七輪とちりとりです。</p>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img01.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">この円盤たちが重要な役を果たす、火の通り穴。</span></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img02.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">上から見たシチリンの顔です。</span></li>
</ul>

<p>災害時を考えると、身の回りでまだまだ役立てそうという古き良きものが多いことに驚かされますが、住宅環境によっても違いはあるでしょう。このような例もあるので見ておいて頂きたく思います。</p>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img03.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">七輪の横顔です。<br />下の小窓を閉じたところ。</span></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img04.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">小窓を開けた図。<br />風はこれだけの口から通る。</span></li>
</ul>

<p>こういうものが量産されていたと聞くと、それを求めた生活者たちに頭が下がるような気がします。七輪の業者によってもいろいろな造りはあったでしょう。この例に私は感心しています。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img05.jpg" alt="" width="330" height="240" /><span class="slead">円盤を上にのせて、さあ何を焼きましょうか。</span></p>

<p>ちりとり。こちらは大工さんが一緒に働いていたお庭で植木屋さんに「ちょっとこんなの作っといて」と言われたかなと想像をたくましくさせられる木製手造りです。</p>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img06.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">作られたのは30年ほど前。<br />しっかりした存在感ですね。</span></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img07.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">倒して見る正しい横顔。<br />この"掃き入れ口"がいい。</span></li>
</ul>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_111019_img08.jpg" alt="" width="330" height="240" /><span class="slead">握り手などは黒ずんでしまった。<br />
ほうきの方は、石垣島の市場で見つけたものです。良いコンビ！</span></p>

<p>古いから魅せられるのではなく、使い勝手がよくて美しいから手放せないということが大切だと思います。身近にあることを感謝したくなるような、作り手を拝みたくなるようなもの達との出会いが感じのいい生活を固めてくれると実感しています。</p>
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    <title>「食卓の小道具たち」</title>
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    <published>2011-09-28T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-09-28T00:00:32Z</updated>

    <summary> ふだん使うものは馴染んでしまうとなかなか変えないで、気がつくと数年、十数年経っ...</summary>
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<p>ふだん使うものは馴染んでしまうとなかなか変えないで、気がつくと数年、十数年経ってまだ身近にあるなどということがあります。<br />
使い勝手がよくなかったら当然買い換えているのでしょうが。我が家の食卓でなじんでいる新旧の小道具をとりあげます。
<span class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110928_img01.jpg" alt="" width="400" height="300" /><span class="slead">金物　北欧</span></span></p>

<p>これは鍋敷きです。<br />
北欧のスーパーマーケットでみつけたもので、食卓やキチンの小道具としては単純すぎて微笑みを誘うほどのもの。だってナイフ・フォーク・スプーンのフォルムがあるだけの図柄です。これを作った鋳物屋のおじさんは食べることが好きだったんでしょうね。<br />
普通の家庭の食卓でなければ合わない、まるで気取りのない道具たちです。
<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110928_img02.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">金魚素描　作家もの</span></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110928_img03.jpg" alt="" width="250" height="190" /><span class="slead">イスラムの青いタイル</span></li>
</ul>
</p>

<p>テーブルトップの素材によっては必需品の鍋敷き。私は陶板などもよく活用します。作家ものを手に入れたり、お土産を頂いたりするとまず裏を触ってしまう。木の食卓表面を傷つけてはいけないので、ざらざらがあればフェルトの布端などを四隅にあてがって養生します。あ、この養生って言葉、いいですね。<br />
養って生かす。折れた木の小枝も、家具の欠けた部分にも、やさしく支えをしてあげると修復できるというわけです。陶板の場合は「裏打ち」するのですが。
<span class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110928_img04.jpg" alt="" width="400" height="300" /><span class="slead">厚い陶板</span></span></p>

<p>これはワインの栓抜きですが、まあなんと40年近く使っています。パリのお土産が珍しかった頃に頂いて、その後あらゆる形、性能のものを試みましたがやっぱりこれが一番いいとの結論を楽しんでいます。<br />
葡萄の枝をよく寝かせて（乾燥させて）あるのでしょう、長年使ってびくともしません。<br />
オーバーに言えば、バッカス以来のワインの歴史まで考えてしまう小道具です。
<span class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110928_img05.jpg" alt="" width="400" height="300" /><span class="slead">ぶどうの枝の栓抜き</span></span></p>
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    <title>「古着と呼べない」</title>
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    <published>2011-09-14T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-09-14T00:53:36Z</updated>

    <summary> 洗えば洗うほど味が出る。木綿のしっかりした布地を形容するのに昔から使われてきた...</summary>
    <author>
        <name>new_lab_user</name>
        
    </author>
    
    
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<p>洗えば洗うほど味が出る。木綿のしっかりした布地を形容するのに昔から使われてきた言葉です。<br />
またずっと前の話になってしまいますが、ある夏手に入れたシャツとスカート。<br />
どちらも新進のデザイナーの製品でした。一つは東京で、一つはパリで買ったもの。それらをこの夏も着て楽しみました。</p>

<ul class="img"> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110914_img01.jpg" alt="" width="250" height="360" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110914_img02.jpg" alt="" width="250" height="360" /></li>
</ul>

<p>直線裁ちから東洋の風が起こる、などと反抗気分で服を選んでいた頃のことです。ちょうど服装史的には日本のファッション･デザイナーが西欧の目を惹きつけていった70年代後半から80年代の時間帯でした。<br />
きものという、民族衣装の最高を極めたとも言える遺産を現代生活でどう日常化するか。大きくて未だに試みの続くテーマですが、一つハッキリしているのは直線裁ちの良さで、収納、移動に具合がいいことです。<br />
パリでその70年代にみつけたスカートは、フランスのデザイナーが実に簡単に作った形で、素材をお楽しみ！　と言っているような潔さを感じます。</p>

<p><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110914_img03.jpg" alt="" width="515" height="90" /><span class="slead">スカート　たたむ形　いろいろ</span> </p>

<p>シャツは原型そのものと言った風情で、アメリカ開拓時代の人々が着ているのを映画で見たような、そんなデジャブ感もあります。でもよくよく素材を見れば日本の野良着の感じの方が強い、それは貼りつけたポケットの四角と関係があるかもしれません。ポケットの口は縦にストンとあるだけなのも日本発のデザインの面白さでしょう。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110914_img04.jpg" alt="" width="190" height="280" /></p>

<p>洗いざらし。洗うという言葉に晒しがついて、それは風合いという表情を生み出していきます。「晒す（さらす）」原動力は太陽と水です。それらが作る風合いだから"洗えば洗うほど"表情がでてくるのですね。<br />
何十年も、引っぱり出しては着ているこのような木綿着は、愛着の日常服で、古着とは呼びたくないのです。</p>]]>
        
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    <title>「食べるためのツール」</title>
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    <published>2011-08-31T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-08-31T00:26:31Z</updated>

    <summary> いつものもしも、などを合い言葉に日常を見まわしています。 基本的に生命を守るツ...</summary>
    <author>
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<p>いつものもしも、などを合い言葉に日常を見まわしています。<br />
基本的に生命を守るツールをまず備えて、さて次に自分が納得できる生活のツールを考えました。どこで、どんな風に食べることになるのだろうと思うのです。しばらく持ち歩かなくなっていたツールを引っ張り出して見てみました。</p>

<ul class="img_third"> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110831_img01.jpg" alt="" width="160" height="140" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110831_img02.jpg" alt="" width="160" height="140" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110831_img03.jpg" alt="" width="160" height="140" /></li>
</ul>

<p>一つは洋食向きの3種。ナイフ・フォーク・スプーンのセットで30年も前のメード・イン・ブラジルです。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110831_img04.jpg" alt="" width="400" height="300" /></p>

<p>ナイフの柄が丸くなっていて、フラットなフォークとスプーンの柄がすっぽり収まるようになっています。これはほんとにコンパクトで軽い、それでいてしっかりした手応えも感じられる、つまり使い心地がいいのです。</p>

<p>もう一つは手製の竹のお箸、まあるい筒入りの小ぶりのものです。</p>

<ul class="img"> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110831_img05.jpg" alt="" width="250" height="190" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110831_img06.jpg" alt="" width="250" height="190" /></li>
</ul>

<p>竹はもちろん燻し竹の渋い茶色。筒も本体のお箸も落ち着いたテイストでお茶席にふさわしいような感じです。制作者が茶人という背景もあり、感謝して扱っています。</p>

<p>地球の活動の変化を受け入れて、生活を組み立てていく必要があると思われるこの頃。日常に楽しんできた感覚をそのまま非常時に生かしたいと思います。</p>]]>
        
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    <title>「エコカーにテキスタイルの助っ人」</title>
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    <published>2011-08-17T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-08-17T00:43:43Z</updated>

    <summary> ハイブリッドのエコカーを必要な時に走らせています。 都内はなるべく電車やバスで...</summary>
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<p>ハイブリッドのエコカーを必要な時に走らせています。<br />
都内はなるべく電車やバスで、というのも3月11日以降の生活で普通になったこと。その前からそうしようと思っていたけれど実際はついガソリン消費と便利さに傾いていたのでした。<br />
そこでつくづくクルマの観察をしてみますと、ぜいたくな素材や仕様を期待しないで選んでいるので納得の上とはいえ細部には気になることももちろんあります。<br />
このところ書いている主題、既成のものにひとつ手を加えるという方法をここで講じようと思いました。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110817_img01.jpg" alt="" width="400" height="300" /></p>

<p>ダッシュボードの上の反射が強いのです。運転者である夫が黒いタオルを置きはじめたのを見て提案。それようのテキスタイルを考えましょう、と。早速の助っ人は若いファッション・デザイナーで、服だけでなくいろいろ知りたいからと即答で協力してくれることになったのが幸運でした。</p>

<ul class="img"> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110817_img02.jpg" alt="" width="250" height="170" /></li> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110817_img03.jpg" alt="" width="250" height="170" /></li> 
</ul>

<p>産業デザインで生まれたものに手作りのものを加えるなどということは発案者の私も悩むところです。そのデザインがそれだけで完成しているのなら何も加えないのが原則。でもコストパフォーマンスで、かなえられない難関があったとしたら、それを使う人が工夫することも可能です。</p>

<ul class="img"> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110817_img04.jpg" alt="" width="250" height="170" /></li> 
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110817_img05.jpg" alt="" width="250" height="170" /></li> 
</ul>

<p>選ばれたテキスタイルは、霜降りのようにネップが飛ぶ黒茶色のウール地。そしてドライバーがかたどった「型紙」は、単純にダッシュボードのカタチをなぞったものです。それから思いをめぐらした彼は、四隅に茶色の皮を加えてとても治まりやすいカバーを作ってくれました。そしてウール地にはミシンのキルティングを施してさえいるのです。<br />
手を加えるからには、こまかな気づきを最大に生かすことだとあらためて思いました。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110817_img06.jpg" alt="" width="480" height="300" /></p>

<p>ダッシュボードのカバーを作りたいと言った言葉の、この奥行きある完成品は今我が家の宝になっています。</p>

<p>Pattern & Sawing by YANTOR </p>]]>
        
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    <title>「赤い糸であそぶ」</title>
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    <published>2011-07-27T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-27T01:01:41Z</updated>

    <summary> 白地に赤というと日本の旗を思ってしまいますが、最もベーシックで私の好きな配色で...</summary>
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        <![CDATA[<style type="text/css">
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p.img {text-align: center;}

ul.img {margin: 0 -10px 30px 0;}
ul.img li {
display: -moz-inline-box; /* Firefox2 */
display: inline-block;
*display: inline; *zoom: 1; /* IE6, IE7 */
margin: 0 10px 0 0; vertical-align: top; letter-spacing: normal; width: 250px;}
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<p>白地に赤というと日本の旗を思ってしまいますが、最もベーシックで私の好きな配色です。なにげない白いブラウスに赤い糸で遊べないかなあと思っていた数年前のことでした。ミラノのデザイナーの友人がすぐに現実化してくれました。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110727_img05.jpg" alt="" width="340" height="330" /></p>

<p>ニコレッタさんというデザイナーがこの提案をまとめてくれたのですが、彼女は元祖ムジ・サポーター・ファン。日本での無印のショップでも、出張の折にまめに寄っては感想を伝えてくれます。<br />
2004年には「無印良品で、DIY」をやってみようと話し合い、ミラノのデザイン学生とともにdo it jibunde というプロジェクトをまとめました。日本語を使う方がカッコイイというイタリア側の主張を通して、私たちは有楽町店のアトリエで展覧会を行ったのです。<br />
身の回りにある既製品を使って、それに自分の手で何かアイデアを加えて自分のものとする。そういう考え方が根底にあります。そしてニコレッタ先生はMUJI(無印良品)が基本的なデザインを備えていて、余計なものがないという点から選んだのだと言っています。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110727_img03.jpg" alt="" width="250" height="330" /></p>

<p>20世紀は工業製品の生産が始まり、発展し、研究開発されて質的にも頂点を極めようという勢いで過ごしたときであったと言えるでしょうか。21世紀になって見えてきたことは、毎日の暮らしや社会生活の中で「必要なもの」を選び取り、遺された地球の現在を持続し、より良くしていくこと。それをまさにジブンデしていくことだと思います。すでに身の回りにあるものに味わいやアイデンティティを加えていこうという提案はさまざまな地域や国々の方とともに続けていきたい方向です。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110727_img04.jpg" alt="" width="400" height="270" /></p>

<p>すこし堅いことを言ってしまいましたが、こう書いている私のマウスを動かす右手に巻いた赤い糸をお目に入れます。インドの友人がまた会う日までと願いをこめてくれたサイン。ヒンズー教の寺院からいただく仕合わせの印です。<br />
ちいさなことで幸せになる至って単純な人間です。</p>

<p>Plan & Presentation by Nicoletta Morozzi / Lorenza Branzi</p>]]>
        
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    <title>「機能的ノートにカヴァー」</title>
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    <published>2011-07-20T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-20T01:02:04Z</updated>

    <summary> スケジュール管理に始まり、メモ、日録といろいろなノート（帳）、ダイアリーを試み...</summary>
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p.img {text-align: center;}
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<p>スケジュール管理に始まり、メモ、日録といろいろなノート（帳）、ダイアリーを試みてきました。ひどい時は一年に3回くらい変えたこともあります。<br />
持ち運びやすい大きさと思うと罫線が気にいらず、デザインが良くても重すぎたり、不要のものがついていたり。とにかく長続きしたノートがありません。<br />
ここ数年は、これだと私のスケジュール表としてはいいと思うものを使っています。実に当たり前の、能率手帳のたぐいなのですが。やはり私の行動パターンに合うのは、一週間が見られてメモもできる見開きページなのでした。</p>

<p><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110720_img01.jpg" alt="" width="500" height="175" /></p>

<p>でもここではダイアリーのグラフィックの話ではなくて、表紙のこと。<br />
ちょっとした思いつきで布のカヴァーを作ってみたのです。中身はいいけど既製の表紙が嫌、というのはよくあることですね。私の発案に、身近な友人が本体の寸法をとり、「布」の店のテキスタイルを選び、縫製してくれました。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110720_img02.jpg" alt="" width="400" height="270" /></p>

<p>カヴァー無しの本体をここに。なんだかご用済みで白けています。<br />
この一冊ずつに一人の人間の一年の行動が詰まっていると思うと妙な気分になりますが、それはさておき。<br />
この既製品との付きあい方は、今の時代に生かせる感覚だなと思います。<br />
Do It Yourself のIt を何にするか､どう扱うか、楽しいテーマです。</p>

<p class="img"><img src="/img/lab/blog/favorite/favorite_110720_img03.jpg" alt="" width="400" height="270" /></p>

<p>今年のテキスタイルは、なんだか劇場の緞帳のようで凝ったもの。<br />
素材の糸の伸縮率の差から生まれるシワシワが蝕感をも独特の味にしてくれています。実にパーソナルな感じがいいのです。<br />
でもこういうものが身辺すべてにあったら、それはヴィジュアルな騒音かと思います。シンプルライフは、一点豪華主義でもあるということが言えるかな？</p>]]>
        
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    <title>「日傘に出会った」</title>
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    <published>2011-07-15T01:00:00Z</published>
    <updated>2011-07-14T23:08:20Z</updated>

    <summary> なるべく手はあけておきたいと外出の時には思うのだけれど、夏はやっぱり日傘がいい...</summary>
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ul.img li {
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*display: inline; *zoom: 1; /* IE6, IE7 */
margin: 0 10px 0 0; vertical-align: top; letter-spacing: normal; width: 245px;}
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<p>なるべく手はあけておきたいと外出の時には思うのだけれど、夏はやっぱり日傘がいい。帽子では暑いという実感が強く、傘はほぼ全身を覆ってくれるのもうれしい。白くて太陽光線をはね返し、目にも涼しげでシンプルなのがいいな。と思いつつそれがなかなか見あたらず、去年までは黒の母ゆずりの古もので我慢してしまった。<br />
ところが、あるデザインショップで見つけた日傘がすぐれもの。</p>

<p><img src="/img/lab/blog/favorite/110715_img01.jpg" alt="" width="500" height="230" /></p>

<p>上から下まで行き届いた職人さんの（デザイン発注者の？）心遣いのおかげです。上から下なんですが、説明しますと</p>

<ul class="img">
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/110715_img02.jpg" alt="" width="245" height="170" /></li>
<li><img src="/img/lab/blog/favorite/110715_img03.jpg" alt="" width="245" height="170" /></li>
</ul>

<p>手元の柄（え）の感じは、持ちたくなる適度の細さ・太さで、ぶどうの枝。<br />
くびれていて絶妙のひねりがあり、そして傘本体の中心の骨では、かりんの木が使われているのですから、え？　ふたつの木が融合してしまったという職人技。先端に使われている金具も、本体の骨も、しっかりもので安心です。</p>

<p><img src="/img/lab/blog/favorite/110715_img04.jpg" alt="" width="500" height="340" /></p>

<p>当たり前のもめん、って顔した綿布が端では少し波打ってペプラムのような表情を出しているのがいい、やはり一点ものだから細かな味がだせるのでしょうか。漂白していない生成りの色に赤の糸の縁どりです。<br />
灼熱の銀座通りを歩くめぐりあわせになった今日でしたが、好きなものを持って歩くってこんなにも気分が違うかと思わされたのでした。（KKF)</p>]]>
        
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