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| 家を建てようと本気で考えたのは、ある狭小住宅を雑誌で見たときでした。その住まいは限られた条件の中で機能的な間取り、開放感のある吹き抜けを実現しており、このような住宅があるのかと驚かされました。しかもそのご家族は、小学生の娘さんが2人いるという我が家と同じ家族構成。私たちもこんな住まいで暮らせたら楽しいだろうな、と思ったのがはじまりでした。 |
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| 住まいづくりを決心してからは、家の研究にかなりの時間を費やしました。本や雑誌、インターネットなどで相当調べましたね。しかし知れば知るほどにコストと理想の住まいのバランスが合わない現実に直面し、実現は厳しいと知らされました。そんな悩んでいる時期に出会ったのが、雑誌に掲載されていた「木の家」だったんです。それがローコストかつ間仕切りのない一室空間だと知り「これだ!」と直感しました。その無駄を排除したつくりに、とても魅力を感じたんです。そして、この木の家なら考えている予算内で理想の住まいができると分かり、決定にいたりました。 |
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| この家に住んで一番うれしいのは、開放感があること。リビングの吹き抜けと大きな開口部は、今までのマンション生活で感じていた閉塞感を払拭してくれました。窓の外を眺めるたびに「空ってこんなにいいのかぁ」と思います。娘たちも広々としたスペースを喜んでくれ、2階東側に与えられた自分たちのスペースづくりを楽しんでいるようです。住みはじめて約4ヶ月になりますが、入居前に抱いていた不安もなくなりました。少ないと思っていた収納も上手くやれば充分だし、生活臭や音も気になりません。逆に家族の気配が感じられて心地良いくらいです。また、開放空間があるため夏でも過ごしやすく、締め切った家に帰ってきても不快に感じる熱気はありませんでした。それに加えてこの大きな空間は、私たちに思わぬ効果をもたらしてくれました。娘の弾くピアノが、とても美しく響くんですよ。近いうちにここでミニコンサートを開きたいと思っています。そのときにはご近所さんにも声をかけようかと思ったり。こんな風に、毎日がとても充実したものになっていますよ。 |
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| 木の家は、住まい方の自由度が高い住空間であるからこそ、どう住まうのかをしっかり考えなくてはなりません。しかし、実はその考えるということこそ、生活をより楽しく豊かにするものだと思うのです。ものを極力減らし、買っては捨ててではなく、良いものだけを選び、使いつづけたい。この家で暮らしはじめ、どう住まうかについて考えることや、ものを選ぶことの楽しさを深く感じるようになりました。そのような意味で、この木の家というのは、建物が完成した後も住まいづくりがずっとつづくんですね。それもうれしいポイントです。また、よけいな仕切りがない分、家族をすぐ近くに感じることができます。夫婦共働きで忙しい中でも、今はなるべく早く帰宅して4人揃って食事をとるようにしており、家族の距離がより近づいているのを感じています。それもこの木の家の効果だと思っています。 |