自然をゆったりと感じることで目には見えない安らぎが得られます。しかし、凝りすぎた植栽は手間やコストがかかり、お決まりのプランターを並べるのも寒々しい。例えば、エントランスにガラスを効果的に用いて、あらかじめ光を取り入れる工夫をしてはいかがでしょう。植物の生育に必要なものは太陽光。共用部にそうした配慮をあらかじめ施すことで、自然に豊かな植生が得られます。また、街区全体に植えられた植生を上手に楽しめる、開口部やテラスを建築の当初より計画しておくことも重要です。木を植えることと、それを楽しむ工夫が一対になってはじめて、豊かな植生が感じられる環境が生まれます。

