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環境に恵まれた、「優等生的団地」
東豊中第2団地

大阪府豊中市、北大阪急行「桃山台」駅から徒歩約15分、この徒歩15分が「抜群のロケーション」である秘密とは?そんな東豊中第2団地をご紹介します。

池のある公園に隣接する東豊中第2団地

みなさんは新しい住まいを探す時に、どんな基準を持っていますか? 部屋の広さや水回りのような室内のアメニティがどれだけ充実しているか。あるいは、コンビニやスーパー、公園といった家の外の生活環境がどれだけ整備されているのかを重視する方もいらっしゃるかもしれません。

今回ご紹介する「東豊中第2団地」のイチオシは、ずばり、そのロケーションのすばらしさ!千里丘陵の南西向きの斜面に建てられており、文字通り日当たり良好な、絶好の環境の中で暮らせるのです。

団地内にいくつもある公園は、陽の光をたっぷり受けとめて、明るくあたたか。そして団地に隣接する市民公園も、暮らしのもう一つの舞台になります。
もちろん団地の建物としての魅力も十分。見た目はやや小ぶりな団地群ながらも、団地好きなら誰もが納得の優等生でもあります。さっそく見て行きましょう。

大阪の大動脈に直結!

大阪市の北の中心である梅田エリアから、電車でわずか16分。地下鉄御堂筋線から直通で乗り入れる北大阪急行の「桃山台駅」が最寄り駅です。終点の千里中央駅の1つ手前で、ショッピングエリアの心斎橋やなんばにつながる大阪の大動脈が、暮らしの窓口です。

桃山台駅前のバスプール。駅前には常時タクシーが停まっており、バスの発着も頻繁。駅前の商業施設の中には大きなスーパーマーケットがあり、書店やドラッグストア、カフェ、病院、ATMコーナーのほか、豊中市役所の市民サービスコーナーが設置されています。住民票の写しなど、各種証明書を生活圏で受け取ることができる便利な駅前施設です。

駅と団地のアクセスは、徒歩15分。バスだとわずか5分です。特に、通勤時間帯の、団地前から駅までのバスは平均4分に1本ほどですから、うっかり一本逃しても大丈夫。昼間の時間帯も10分に1本。千里エリア一帯はバス網が充実しているのですが、この団地も申し分ありません。

でも、「駅から団地まで歩いて15分」というと、ちょっとした距離だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はこの団地の最大のポイントは、駅との距離に秘められたあるスポットにあるんです。

生活にフィットした公園と市民プールが隣接する団地

市営プールの手前に広がる芝生広場。それは、団地に隣接した市民公園です。桃山台駅から坂をくだって行くと、降りきった場所が公園の入り口になっています。

この公園は二ノ切池公園(にのきりいけこうえん)と言って、1987年に開園した広さ4.1ヘクタールの市民公園です。千里ニュータウンの広がりを示す緑道の一部を活用し、温水プール、バラ園、運動広場などが整備されています。

バラ園。豊中市の市花であるバラが60種類以上も育つバラ園では、足を止めて香りを楽しむ市民もよく見られ、まさに憩いの場になっています。

適度な起伏のある道を歩くと芝生広場や子ども用の大型遊具もあり、散歩にもちょうどいい広さの公園だといえるでしょう。何より緑に囲まれて、空気が気持ち良い! 近所の幼稚園の子どもたちも遊びに来る、普段使い感の高い広場は、いるだけでなごやかな空気に癒やされます

おすすめは、二ノ切温水プール。25mの温水プールの中に、成人用コースが7本と、幼児用コースが3本。大きなガラス製の三角屋根を通して日光が差し込み、子連れでの気分転換にも最適です。夜8時まで開いているプールは、仕事帰りでも十分立ち寄ることができます。市営プールらしく、2時間600円(子どもは300円)という抑え目の料金設定もうれしいですね。

団地の優等生に暮らす

東豊中第2団地は、いわゆる千里ニュータウンとして開発されたものではありませんが、同時期に建てられた同級生です。入居が始まったのが1967年のことですから、現在の多くの団地と同じく、敷地の中の木立が育つに十分な時間が流れ、ほどよくなじんだ風景にほっとさせられます。シンボリックな給水塔も。

団地は全部で48棟。補修やリニューアルを経ながらも、団地全体のおおらかさをそのままとどめた、穏やかな雰囲気が漂っています。

眺望。大阪の市街地が見える! 夜景も楽しみな眺めです。

起伏のある地形に寄りそうように建つ団地……。
この団地も、いかにも昭和の団地らしい形なのですが、実はこの風景には秘密があるんです。それは、ピロティ。初期の団地は建設用地のコストを押さえるため、条件の厳しい斜面も活用しようとしました。すると、敷地によっては、建物の足元が少し浮いてしまいます。そこで! 建物の一階を開けて、柱を通し、住民が自由に通行できるようにしたのがピロティです。

ピロティの効果は歩きやすいことだけではありません。1階の壁が抜けているわけですから、歩いている人にとっては見通しが良く、環境としては風通しが良くなります。つまり、ピロティは団地全体を広く感じる効果をもたらします。住人が伸びやかな気分で暮らせるような、団地ならではの工夫が、ピロティに見られるんですね。東豊中第2団地では、その効き目をはっきり感じることができます。

もう一つ注目したいのが、団地内の公園の配置です。起伏のあるこの団地では、地形に沿って段々畑状に公園が設けられ、公園を中心に、建物がぐるりと取り囲む団地らしい風景を楽しめます。実はこの団地が建てられた時期には、部屋の間取りや水回りといった室内の設計は、標準的な姿に落ち着いていました。室内の標準化が一段落したぶん、団地を設計する人たちは、「建物そのものの配置をどうするのか?」という課題に力を注ぐことになったのです。しかも、1960年代は土地の造成技術が未成熟だったため、山を大胆に切り崩したりせず、できる範囲の工事で建物や公園、駐車場といった団地内の施設の配置を決めていきました。つまり! この団地は、「どこにどんな建物を建てるのが、住まいとして適切なのだろうか?」という工夫を感じやすいものだと言えるんです。

自然に親しむカーライフも実現

さて、もちろん、クルマをお持ちのご家族も楽しみはたくさん。地下鉄と並行して走る自動車専用道路の新御堂筋の出入口は、桃山台駅の真横! 千里と大阪中心部のアクセスは、クルマでも快適です。

団地の北部に広がっている、自然豊かな箕面山系が身近な存在なのもうれしいポイントです。箕面には美しい紅葉や大きな滝で知られる国定公園やキャンプ場があり、アウトドアライフをしっかり楽しみたい方はもちろん、「今日、ちょっと出かけようか?」と気軽にドライブに出かけたくなるファミリーにも、この団地はばっちりお答えできます。

※取材日(2013年10月)時点の情報になります

リノベーション住戸について

段室型の住棟は、この時代の最も典型的な住戸タイプの1つであり、光や風が通り抜ける住戸になっています。 今は南側の部屋は3つに分かれていますが、それを1つにできたら間口が大きくなり、光や風がさらにたくさん入る、気持ちの良い部屋になりそうです。また、恵まれた風景を積極的見れるような暮らしができたら、さらに良さそうです。 魅力的な環境を活かす暮らし方を東豊中第2団地を通して考えていこうと思います。