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さあ、窓から考えよう

窓は何のためにあるのでしょうか。太陽の光を採り入れるため、風を通すため、外の様子を知るため……窓に求められる役割はさまざまです。屋根と壁で暮らしを守ってきた“住宅”の歴史で、最初の窓は、石積みや土を固めた壁面に穴を開けたことに始まります。窓は、家の外と内をつなぎ、光を室内に採り込む穴でした。やがて、壁の穴から見渡せる外の光景は、家の中で暮らす者の共通の視点となり、それを楽しむ心が育まれていきます。日本人には、四季の移り変わりを、そのまま暮らしに採り込むのではなく、窓で切り取り、美意識にかなう風景として愛でてきた文化があります。無印良品は、その考え方に、日本人の窓の原形を見出しました。

住まい手の美意識に合わせて自在に窓を設け、外とつながる自由を大切にしました。「窓の家」の窓には窓枠も桟もありません。光がほしい場所に光を、家族が語り継ぐ風景を、壁に四角い窓を開けるという、もっともシンプルな形で実現した住まいです。
サッシにはペアガラスを使用した気密断熱性能が高いタイプを採用しているので、気密断熱性能を損なうことなく、大きな窓を設けることができます。大開口窓を除き開閉が可能で、視界をさえぎらないプリーツ式の網戸が内蔵されています。(プリーツ式網戸は木製サッシのみ設定)

「窓の家」の内装に自然素材を使うのにはわけがあります

「窓の家」の居室の床には、木の持つ風合いを生かすため、厚みのある天然木の単板と合板を貼り合わせたフローリングが使われています。このほかオプションとして、床には無垢材のフローリングを、壁は珪藻土入り左官仕上げを選ぶことができます。これらの自然素材はコントロールが難しく、無垢材は湿度によって反りや伸縮することがあり、左官仕上げは壁紙のように気軽に交換することはできません。しかし、自然素材の建材にはそれ以上に、家族の健康を守り、空間をおだやかに調節するたくさんの利点があります。
左官仕上げの壁と無垢の木は、湿度が高いときは湿気を吸い、乾燥時には水分を放出して、室内の空気中の湿度を一定に保つ天然のエアコンディショナーとしての機能が期待できます。多孔質の珪藻土には、空気中に浮遊する有害物質や嫌な臭いの原因を吸着する働きがあり、また、室内の過度な響きを吸音し、耳にも心地良い空間を実現します。自然素材は、豪華さや便利さだけではなく、健康と快適性を重視した選択なのです。 森の木は伐採され製材されたときに、第二の生命が与えられると言われています。無垢材の建材は長寿命で、長く安心して使えるので、エコロジーの考えにもかなった素材と言えます。

木も左官材も経年変化が穏やかで、劣化するのではなく、時を経て円熟し、味わい深い表情に変化していきます。もし汚れや傷が気になるなら、無垢材は、表面を研磨すると新品同様に蘇らせることもできます。そして何十年か後、「窓の家」を改装することがあれば、自然素材はリサイクルや転用が可能で、仮に廃棄したとしても、プラスチックや塩ビ素材のように環境に負荷を与えません。無印良品が内装に自然素材をお薦めするのは、こうしたさまざまな理由からなのです。 こうした自然の内装材をきりりと際立てるのが、インテリアの細部に施された、ていねいなディテール処理です。例えば、建具は装飾を削いだ、フラットでシンプルな白塗装。アルミ製のドアノブは無印良品らしい端正なデザインをオリジナルで製作しました。幅木は、壁をすっきり見せるために建具と同じ白塗装のプレーンな幅木を、「窓の家」の内装のために特注で用意しています。窓には気密断熱性能の高い木製サッシを採用しました。すべてに意味とわけがある必然の素材と形。ひとつひとつ挙げていくと切りがありませんが、それを声高に語らなくても「窓の家」の空間の上質さは、そこに身を置くと五感で感じることができるはずです。 思いっきり深呼吸ができる家。それが「窓の家」の内装品質です。

普通に見えますが、世界に誇る高性能住宅です

外断熱工法は、建物の省エネ化を目標に、戦後のドイツを中心に研究と開発が進められてきた建物の断熱方法です。現在は欧州規格にもなり、高い省エネルギー性能が評価され、世界の建築の主流になりつつあります。無印良品の「窓の家」も、この外断熱と、その性能をさらに高める高気密設計を採用しています。理由は、省エネルギーと室内の快適さを高めるためです。 私たちは、冬の寒さや夏の日差しから体を守るため、衣服を身に着けます。住宅の外断熱は、家が服を着ているのと同じことです。コートのような断熱層に守られているので建物自体が長持ちし、また、建物が外気の影響を受けづらいので、室内の環境をコントロールしやすく、冷暖房のエネルギーが少なくて済む利点があります。例えばヨーロッパのホテルに泊まると、冬も夏も薄手の布団一枚で快適に眠ることができます。これも外断熱の効果の一つと言えるでしょう。 私たちは暑さや寒さを気温だけで判断しがちです。でも実際には、床、壁、天井が温められたり冷やされて放出される放射熱も、体感温度の大きな要素なのです。空気の温度だけで快適さを測ることはできません。外断熱と高気密を組み合わせると、建物全体で自然に温度が保たれるので、壁や床も適度な熱を保ち、家中どこにいても暑過ぎも寒過ぎもない、一定の室内環境をつくりあげることができます。

そのため吹き抜け部分の上下の温度差もほとんど気になりません。部屋ごとに冷暖房をする必要もありませんし、屋内の壁に開口を設けることもできます。室温の急激な変化による心臓負担の心配もなくなります。さらに、建物と空気の温度差で生じる結露が少なくなるので、人体に有害なカビや、カビを餌に集まるダニの発生を抑えることもできます。
外断熱の家では、少ないエネルギーで快適な環境を保ち、健康的に暮らすことができます。建物が長持ちして、もし断熱部分を含む改修が必要になっても、室内で生活したまま改修工事を行えます。外断熱は今日の住宅にとって最良の選択と言えますが、コストがかかるため予算に左右され、日本では未だ選択肢の一つになっているのが実情です。「窓の家」は、外断熱工法こそ住まい手に最適な選択であると考え、それを前提として設計をスタートすることで、コストパフォーマンスの高い高性能住宅を実現しました。外観の印象はシンプルで普通に見えますが、その中には21世紀に考えられる、住まい手にとって最良の高性能が備わっています。

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