2009年キッチンMUJI プロジェクトがお届けする最後のキッチンツールは、安心でおいしい水を手軽につくれる、卓上型のアクリル浄水器です。
アンケートでお寄せいただいた皆さまの声とともに、開発のこだわりについて、ご紹介します。
アクリル浄水器 ポット型
税込 3,900円
浄水容量 約1.1L
約幅10cm×奥行18cm×高さ28cm
カートリッジ1個付き
交換カートリッジ
税込 1,900円
カートリッジ交換目安:200L/個
(1日3L使用の場合2ヶ月)
冷蔵庫内での収納スペースをとらないように、浄水器の取っ手をなくしました。
とはいえ、ただ取っ手を省いて、見た目をすっきりとさせているだけではありません。このアクリル浄水器のかたちは、数多くの冷蔵庫をリサーチし、どんな冷蔵庫の中にも自然に収まるよう検証しながら、デザインに磨きをかけていきました。
当たり前のように、すっぽりと冷蔵庫のポケットに収まり、場所をとらない浄水器、が開発のコンセプトです。
アクリル冷水筒をお使いの方から寄せられていた、持ち手が滑りやすいというご意見を開発に活かし、浄水器を持ち上げた時に滑りにくいよう、上部に指の収まるくぼみをつくりました。
お子さまなど、少し力の弱い方にも、持ち上げやすいかたちになっています。
持ち手の工夫は、横からだけではありません。
野菜室へ保管したときなど、持ち上げて取り出す動作を考えて、上蓋の両脇にも指が収まるくぼみをつくりました。
アンケートでもご要望をいただいた、注いだ時に水が垂れない工夫として、注ぎ口の形状にこだわりました。
正面から見ると笑った口元のように見える、この小さな工夫が、開発チームが試作を重ねてたどり着いた、こだわりのかたちです。
安心でおいしい水をつくる浄水器は、水をおいしそうに見せる浄水器でもありたい。そのような考えから、本体には透明度の高い、アクリル素材を選びました。
アクリル冷水筒と同様、シンプルなかたちは、食卓へ自然に溶け込み、テーブルウェアのコーディネートを妨げることもありません。
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MUJI.netメンバーの皆さまに、浄水器をお使いかどうかを伺ったところ、半数近くの方が何らかの浄水器を使用していることがわかました。
内訳は、蛇口取り付け型浄水器が43.2%と最も多く、次いで29.9%の卓上ポット型が続きます。
また、卓上ポットをお使いの方に、選んだ理由を尋ねたところ、「取りつけの手間がいらない」「手軽」「冷蔵庫で冷やせる」「卓上でも使える」「場所を取らない」といった声が挙げられました。
冷蔵庫の中で収まりが良い、角型の容器がうれしい。今のポットは角が丸いので、冷蔵庫に入れるとデッドスペースが大きい。あとは、背が高いので、もう少し冷蔵庫でも収まりやすいものがいい。
(30代前半/会社員・公務員)
今使っている卓上ポット型の浄水器は、よく、注ぎ口から垂れてしまうので、もう少しスマートな注ぎ口がいい。
(30代後半/主婦)
小型の浄水ポットを使用中ですが、家の冷蔵庫のサイズには合わないらしく、棚のサイズを変えないときっちり収まらない……(でもサイズを変えると他のものが入らない)。ドアポケットも上のポケットをはずさないと入らない……もう一回り小さいといいのにって思います。
(30代後半/主婦)
ポット型浄水器の不満な点は、3つです。
ひとつめは、水を入れてすぐに冷蔵庫にしまいたいが、扉のポケットに斜めに入れないといけないので、少し濾過されてからでないと上から溢れること。
ふたつめは、取っ手が邪魔。
みっつめは、使いはじめのカートリッジの取り付けが面倒なこと。
(30代後半/主婦)
持ち手がすべりにくいと嬉しいです。ですが、黒のゴムは、避けてほしい。
(40代前半/その他)
持ち手が無く、冷蔵庫で場所を取らず、カートリッジの付け替えも簡単なものがいい。
(30代後半/会社員・公務員)
毎日の生活に不可欠な飲料水だからこそ、おいしく安全なものを飲みたいという需要から、飲料水を購入する方が増えています。しかし、その飲料水の容器ゴミは、問題視されながらも根本的な解決策がなかなか取られていません。
そこで、手軽に使えるポット型の浄水器を利用し、新鮮でおいしい水を飲めるようになれば、飲料水を買いに行く手間とコストを抑えられる上に、容器ゴミも減らせるのではないかと考えました。そこで、皆さまのご意見を活かしながら、使い捨てないポット型浄水器の開発を進めました。
この浄水器を使っていただくことで、少しでも世の中の容器ゴミを減らしながら、いつでも安全なお水を飲んでいただければと考えています。
保存容器、フライパン、浄水器の発売をもって、2009年キッチンMUJIプロジェクトは、いったんの区切りとさせていただきます。しかし、アンケートでいただいた皆さまの声を取り入れた開発は、2010年以降もさらに続きます。
この先も、皆さまにご協力いただいたアンケートのご意見を活かして、本当にほしいキッチン用品を開発していきたいと考えています。
これからも、キッチンMUJIプロジェクトを、どうぞ応援してください。