最新情報 2004

キャンプ場最新情報 2004

掲載日：2004/05/14

津南キャンプ場管理釣り場情報NO.1

薬師湖エリアがいよいよオープンしました

雪のため、オープンが遅れておりましたフライ・ルアー専用池の薬師湖エリアも、ここ数日の陽気で湖面周辺に残った雪も消え、今週よりご利用いただけるようになりました。長い冬を越え、よりいっそうたくましく成長したニジマスたちや湖の状況を、今年も定期的にお送りいたします。ご来場の際にはぜひお役立てください。

調査ＤＡＴＡ

調査日時	：	2004年5月11日（火）13:00～16：00
調査場所	：	無印良品津南キャンプ場　薬師湖
天□候□	：	曇り時々雨
気□温□	：	13 ℃
水□温□	：	表層8℃・最深部（約5メートル）7℃
羽化状況	：	なし
使用ロッド	：	MUJIオリジナルロッド8’6" ♯5
使用リーダー	：	7X9feet
使用フライ	：	ゴールドリブズヘアズイヤー♯12、ビーズヘッドウーリーバッカー＃12

　多くのお客様にご来場いただきましたゴールデンウィークも過ぎ、数週間前まで、雪に覆われていたサイトも今ではすっかり解け新緑が瑞々しい季節です。氷に覆われていた薬師湖も、今では、山伏山より染み出す豊富な雪代が入り、透き通る濃緑の水中にゆったりと泳ぐニジマスたちが姿を見せてくれます。

雪代が入るこの時期は、透明度も高く綺麗な緑をしています。天気の良い日には、魚影もはっきりと見えます。

冬を越した直後は、痩せて見えますが、引きの強さはいつも以上に感じられます。

これからハッチし始める虫たちを捕食し、さらにコンディションも良くなっていくでしょう。

今、釣り上がるニジマス達のアベレージは、昨年放流したものが多く、30～40ｃｍ位のものが多いようです。

　ここ１週間、天候はぐずつき模様で、調査した日も朝から雨まじりの１日でした。気温も低く、湖面はハッチする虫も少ない状態で、ライズする気配もありませんでした。表層水面直下にもあまり魚影が見当たらないので、中低層を狙いヘアーズイヤー（グレー）♯12をキャスト。

　まだ釣り人のプレッシャーにあっていないニジマスたちは、疑うこともなくすぐさまくわえてきます。捕食するえさも乏しい冬を越したニジマスは、弱っているどころか引きも強く、よりハングリーになっているようです。ようやくランディングしたニジマスは、確かに体高は薄いですが、野生に近く水面を何度も跳ね上がりました。この日反応が高かったフライは、ビーズヘッドのウーリーバッカー（オリーブ・ブラック）♯12。シンカーを付け、低層を狙うと良いようです。

●薬師湖周辺の様子をご覧ください●

ミズバショウ

薬師湖周辺の湿地に良くみられます。綺麗な花が終わると、葉が伸び、１ｍにも達します。あまり知られていませんが、その姿も壮観です。

ヤナギ

ヤナギ科の樹木、銀白色の花穂は、花材にも良く使われます。序々に緑がかり、きれいな紅黄色が見られるでしょう。

　これから春めいた陽気につれ、ニジマスたちの活性も高くなり、ビギナーの方でも楽しめるシーズンになります。素晴らしい自然の中でお持ちしております。どうぞご来場ください。

※	次回の管理釣り場情報は、「センター・ポンド」の最新状況をお届けします。5月28日（金）の更新を予定しております。どうぞお楽しみに！


	□レポート：津南キャンプ場教室担当末岡寛隆

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